2013年11月8日金曜日

【ARMA3】MAAの解説【Addon解説】

MAA(Mike Armory Addons)とは、車両の走行性能や兵器と銃の性能を変化させるAddonです。
モデルとなった武器に近い性能にして、ちょっとしたアレンジなどを加えています。
基本的に"差し替え"であり、マルチプレイでも導入していないプレイヤーからはエラーなどは一切出ません。
また、ご要望から製作するAddonもありますが、新規モデルや大きなものは作れませんのでご了承ください。
また、このAddonは兵器を完全再現するのではなく、ゲームで使える楽しいものにするというのがコンセプトです。

-走れる戦車に- Ver1.0~
ARMAの戦車は登坂性能(坂を登る性能)が低く、実際の戦車は軽々登る丘も、ARMAでは亀のように遅いものでした。
また、ARMA3の場合は、急加速する戦車や45k/mしか速度の出ない車両もありましたが、 これをギア比と足回りを調整し、しっかりと路面を捉えながら走れるように調整しました。
また、装填数が少なすぎると言われていた車両には、装填数を増やして対応し、車載機銃も発射レートを早くして実用性を強化しています。

-乗用車も忘れずに- Ver1.0~
今作の乗用車は、低いフェンスや壁にぶつかっただけで、タイヤが破裂してしまうほど貧弱でした。
バンパーがぶつかっただけなのに、タイヤが壊れるのが納得がいかないので、タイヤを強化して破損し難くしました。
また、一部の車両はハンドリングを見なおして走行性能の向上を行い、ハッチバックのスポーツタイプは元々400k/m近くまで加速するので、強力なパワーとグリップを与え、フロートを追加して水上でも走れるようにしました。(ボンドカーみたいなコンセプトのネタ車です)
ATVも、吸気と電装さえしっかりすれば、水の上だって浮いて走ってしまいますので、ゲーム内でも水辺で安心して爆走できるようにしてあります。
SUVはサイドブレーキからのドリフトができるように調整しましたが、ドリ車っぽい挙動はもしかしたら不可能かも知れません。

-ライフルはやっぱり- Ver1.0~
今作のデフォルトの銃火器は、とても作りがよく素晴らしいものですね。
一部、架空の銃もありますが、そのほとんどが実在する銃の刻印以外をほぼ完全に再現したような精巧なモデル達です。
しかし、ヌルリと動くスライドや、銃にセミオートのポジションがあるのにフルオートしか撃てないとか、ちょっと納得が行かない部分は調整しました。
主に、発射レートをモデルとなった銃と同じレートに変更し、SDARにアタッチメントを装着可能にして7.62mm仕様にしたり、 初期の照準のゼロイン距離を200mから300mに調整したりなど、細かい内容が多いです。
しかし、それだけで銃の使い勝手は大きく変化するので、デフォルトとは一味違った楽しみになると思います。

-差し替え実装品- Ver1.0~
調整のみならず、グレネードランチャーに装填する散弾や、C-MAG(100連マガジン)の追加、大容量のHighCapacityBackPackの実装などがあります。
GLの散弾については、実在する40mmグレネード用の散弾というものがありますが、ショットガンというものがまだ実装されていないので、GLをマスターキーショットガンのように使えるようにする散弾となります。
C-MAGは、ARMA2で言うMG36 Magのことであり、実在する100連の弾倉となります。デフォ及びRH_M4とNATO_Russianに対応しています。
HighCapacityBackPackは、UAVのBackPackを利用した大容量のBackPackで、定点射撃や荷物の運搬などに利用できる大きなBackPackです。

-爆薬- Ver1.5~
C4として使用されているexplosive charge(小さいやつ 略してEC)とSatchell charge(大きいやつ 略してSC)ですが、元々の両者の威力は [EC:hit1000 mass30] [SC:hit2000 mass90]でした。
この状態では、どう見てもECが優秀であり、SCが要らない子になってしまうので、SCはECが4つ分集めて1つにしたものであることを考えると、EC4つ分の威力と重さであるべきだと思いました。
なので、SCの威力を4000 重さを120としました。

-サプレッサー- Ver1.7~
サプレッサー/サイレンサーは、銃口に装着するものであり、銃声やマズルフラッシュを抑える消音装備です。
デフォルトでは、サプレッサーにセレクターやステータスがあったので、サプレッサーを装備すると、命中精度の低いライフルが高い命中精度を得たり、またはその逆の現象が発生していました。
これを無くすためにステータスを削除しましたが、発射レートだけは依存してしまうのでサプレッサー依存となります。
また、デフォ通りに威力を若干低下させていますが、言われないと気づかないレベルのものです。
夜間、マズルフラッシュのように撃つと発光しますが、これは仕様です。

 -トレーサー- Ver1.7~
曳光弾は、実際であればNATOは赤 東側は緑 と違う色を使用しています。(例外有り)
そこで、NATOの銃は赤いトレーサーを、東側は緑を使用するようにトレーサーとマガジンを変更しました。
また、昼に肉眼で確認できるほどの曳光弾は、夜間NVを装備すると眩しくて狙いづらいので、通常の曳光弾とNV用を用意しました。
NV用は、明るい場所ではほとんど光を確認できませんが、夜間やNVを装備するとはっきり見える感じです。(NVオンリーではありません)
また、トレーサーの要望が多かった7.62mmの20連弾倉などにトレーサーを標準としました。

 -弾薬- Ver1.7~
5.56mmが威力不足だと指摘されたので、Mk262基準の強化弾を標準実装しました。
全ての5.56mm弾を使用するライフルのマガジンには、Mk262が装填されます。

-C-Mag- Ver1.6
装弾数100連の大きなマガジンであるC-Magは、ARMA2でもMG36やC-Magとして実装されていましたね。
MAAでも同じようにSTANAGと互換で利用可能なように実装しました。
実物は大きくかさばるので、質量はSTANAG100発より重くしてあり、装弾数重視ならC-Mag 弾をいっぱいもっていくならSTANAGと使い分けてください。

-ARMA2の移植- Ver2.1
ARMA2のM1014 Saiga12 Bizon を実装しています。
性能はARMA2と異なり、ARMA3独自の性能となっていますが、soundなどはARMA2のデフォのものを使用しています。
アタッチメントは装着できませんが、ショットガンはスラッグの他にも BuckShotやHE弾を使用可能です。
RPG-7他の火器は再現性に問題があり、実装を見送りました。兵器類は問題が発生するので保留です。



全体的に小さな調整内容が多く、気づいた部分から手を加えていくので更新がやたら早いです。
また、兵器の完全再現は求めておらず、あくまでゲームバランスを崩さない程度のゲームで使える兵器に調整・作成を行っています。
今後、ゲーム内の実装内容が増えれば変化して行くでしょう。

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